後集70 流れる雲のような

 寵辱、驚かず、閒に庭前の花開き花落つるを看る。去留、意なく、漫に天外の雲巻き雲舒ぶるに随う。

(訳) 栄誉をうけても屈辱をうけても、つねに泰然と構えている。それはちょうど、開いては散る庭先の花を静かに眺めているような心境だ。 地位を去ろうがとどまろうが、少しも気にしない。それはちょうど、空の雲が巻いたり伸びたり思いのままに形をかえるのとそっくりだ。

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